MIKADO BLOG

富岡市の菓子店 「仏蘭西菓子 MIKADO」オーナーシェフのブログ。店舗情報からプライベートなことまで。

初縦走  

2013年10月13日~14日  初めての縦走登山。

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二日分の食料と水など、装備の総重量17キロ越え。愉快な4人の上越の山旅。

十字峡~丹後山~利根川水源~大水上山~兎岳~小兎岳~中ノ岳~日向山~十字峡 の周回ルート。


・・・でも、過酷でした。思いのほか一気に高度をかせぐ急坂に面喰いただただ苦しい。


「なんで、山・・登るんだろ?」 そんなこと考えながらただただ登る。


でもそんな苦しさの中にも不思議と幸せ感が満ちていて、止めようなんて事は一切思わなかった。

初めての縦走。私には正体のわからない何か楽しそうなものが待ってる・・なんて考えながらただただ登る。


5時間半登り、やっとのことで辿り着いた今夜の寝床の避難小屋。
あたり一面、笹に覆われている。風で波打って美しい。
そんなところが上越の山らしい・・・ということだ。

すこしほこり臭い山小屋の中。思いのほか綺麗。はじめての空気感。

4人で膝をあわせて囲むささやかな山ご飯に訳もなく感動。


「なんだこの幸せ感!?」  初めてのことだった。。


窓から差す月灯りが眩しい夜だった。あまり眠れなかったけど夢心地だった。

息を白くさせながら星空も眺めた。


「なんだこの幸せ感!?」  やっぱり思った。



二日目、朝6時半、お世話になった丹後山避難小屋をあとにする。
10時間の長丁場の予定。思いのほか体調がいい。この時はそう思ってた。

やがて利根川水源の石碑へ。
そのすぐ下の雪渓あたりが水源らしい。まだ雪が残ってる。万年雪か。

「大地って凄いな。」 あらためて思った。

歩みを進めアップダウンを繰り返し一番のピーク中ノ岳山頂。

テンションあがる!! 感慨深い。なんだか、すごい所に連れて来てもらった。
自分の辿ったルートを振り返るとますます感慨深い。よくもあんなに歩いたものだ。 

美しい稜線を何度も振り返る。名残惜しい。

そして下りの始まり。

なんとなく予想はしてたけど、それ以上の激急坂に四苦八苦。
こんな下りは初めてのこと。日帰り登山で経験したことのない急坂下りが延々と。

徐々にきつくなった。腿に膝にキテルのが良くわかる。ここまでになるのは初めてだった。

大事な水も底をついた。まずい!
 
ここまでハードな下りを想像していなかったから出発前に水1リットル捨ててしまった自分を責める。
仲間に少しずつ、いや、たくさんの水を分けてもらった。もしこれがなかったら??

仲間に命を繋いでもらった。。。

もう、その頃にはまともに立って居られなかった。やはり、はじめてだった。
足が言う事を聞かない。 笑うに笑えないほど苦しかった。

大量の汗が噴き出す。冷や汗だったのか?

そんな時、みんなのサポートが本当に嬉しかった。チカラになった。
決してチカラある歩みじゃなかったけど、少しは前へ進めた。でもやっぱり苦しかった。 

情けないほど小さな歩み。まるで産まれたての仔鹿の足どり(苦笑)

やがて川の流れの音が大きくなった。 もうすぐ終わる・・。


やっとの思いでクルマに到着。仲間が熱いハイタッチで迎えてくれた。


・・・感動。。。

なんだこの感覚?  とてつもなく嬉しい。


このハイタッチは一生忘れないと思う。

苦しかった。楽しかった。すごく愉しかった。重いザック背負ってる時も山小屋での時間も全部愉しかった。


だけどこの山旅で一番に言えることはやっぱり


「しあわせだった。」






【以下、写真を並べます】





ガス!ガス!!ガス!!!ときどき雨。ただただ登る。
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丹後山山頂にポツンと建つ避難小屋
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避難小屋室内。この日は12名宿泊。
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ハッピーバースデー♪ タノキュウさん!!
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夜明け
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二日目の朝、この先に見える稜線、ずっと歩きます
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この石碑の右斜面下100Mあたりが利根川の最初の一滴か
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中ノ岳山頂。 この杖が今回の大切な相棒となってくれました。これ無しでは無理だった!
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だんだん足が・・・
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限界一歩手前
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やっとのことで・・・
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この山旅に早い時期から誘ってくれたしんちゃん、本当にありがとう。
普通に暮らしてたら絶対に味わえなかったこと。その時間を共有できて嬉しかった。
いろいろ教えてくれてホントありがとう!感謝☆


深い懐で後ろからずっとサポートしてくれたタノキュウさん、すごく心強かったです。
おかげさまで最高の思い出ができましたし、このメンバーにご一緒出来たことがなにより嬉しかったです。
本当にお世話になりました。ありがとうございました!!


そして、同級生なのにお兄ちゃんみたいな存在のまこちゃん。
タイミング良くアドバイスくれたり、絶えず気にかけてくれて本当に力になった。
これまた本当にありがとう!!


あの絶景を見れたことよりも、みんなと歩いたことがなによりの思い出になりそうです。
終盤、かなり足を引っ張ってしまったけど、これに懲りずまた一緒に行けたらいいな。 
よろしくお願いします^^






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category: プライベート

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コメント

Re: タイトルなし

macoちゃん、お疲れ様!そして、ホントにありがとうね!!
みんなのおかげで楽しく最高の山行になりました。

爺ちゃんになって、ぼけても今回のことは忘れないだろうな~。

また遊んでね☆  ありがとう。

URL | mikado #-
2013/10/24 06:45 | edit

お疲れさまでした。

いやぁ〜辛い山旅だったね、、、
そんな山だったけど、幸せって感じてくれた事にうれしく思います。
オイラもこの山旅は一生忘れないと思う。

また行こうね!

URL | maco #-
2013/10/22 22:26 | edit

Re: タイトルなし

加藤さん・・つーか、しんちゃん。
なんだか、ホントに凄いもの感じさせてくれて感謝の一言だね!!

また絶対に行きたいな。。 来シーズン、よろしく~~~(^O^)/

ほんと、ありがとっ。

URL | mikado #-
2013/10/22 17:48 | edit

Re: タイトルなし

つぶさん、こんばんは!

なんかね。はじめての一泊での縦走。刺激がありすぎて!! 凄かったですよ☆
苦しいのと嬉しいのと楽しいのと・・。

ケーキは思いのほか崩れずにもって行けました。クリームの絞りまでしたものをタッパーに入れて持って行き、現場で苺とローソクを飾り付けました^^ うまくいきましたね☆

ありがとうございました!!

URL | mikado #-
2013/10/22 17:44 | edit

Re: タイトルなし

tanokyuさん、こんばんは。

先日は本当に本当に・・お世話になりました!!!いろいろと想像を膨らませながら当日を迎えましたが、想像以上にきつかったけど、その想像をかなり飛び越えた凄いものを感じてきました。日常とは別世界の楽しいところに足を踏み入れてしまったようですね☆ 今回のことは絶対に忘れることのできない思い出となりました。
本当にありがとうございます。 これから先もずっと、tanokyuさんに自慢できるような山旅がしたいです^^ これからもご指導のほど、よろしくお願い致します<m(__)m>

URL | mikado #-
2013/10/22 17:40 | edit

いやあ、こちらこそありがとうだよ!
最高のメンツと最高の山だったね!
全員に感謝です。

文面から感動と達成感が伝わってきて俺も余韻に浸れました。

URL | 加藤 #W/xj3oFY
2013/10/21 20:45 | edit

苦しかったけれど、それもシアワセの一つで…
本当に楽しくて、嬉しくて、シアワセだったんだな~(^▽^)
MIKADOさんの気持ち、すごく伝わってきます!
素敵な2日間を過ごせて、良かったですね♪♪
日常生活では味わえない空間に、自力で行く。
それが山登りの醍醐味なんでしょうね(^^)

…それにしても、高い山のてっぺんで誕生日のお祝い。
このケーキ、どうやって持って行ったんですか??
生クリームやイチゴもついてるっ☆(笑)

URL | つぶ #xOXGQko2
2013/10/20 21:07 | edit

今回は本当にお疲れさまでした。
いろいろな山を経験しているはずの我われでもキツかった!
そんなハード山行なのにシアワセ感を全面に漂わせたレポートに
何だか胸が熱くなりました。
今回の山旅で山が嫌いになりはしないかと心配しましたが杞憂に
終わりそうで安心しました。
歩いている途中で言いましたが、これから何十年も素敵な山旅が
待っているミカドさんたちが心底羨ましいワタシです。

URL | tanokyu #-
2013/10/20 19:22 | edit

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